2019年4月15日月曜日

SpriteStudioユーザーミーティングに参加してきました

OPTPiX SpriteStudio ユーザーミーティング

現在開発中のゲームモン娘ぐらでぃえーたにてSpriteStudioを使用しているため株式会社ウェブテクノロジ様主催のSpriteStudioユーザーミーティングに参加してきましたので今回はそのレポート(というかざっくりした感想)を書きます。

会場は株式会社CRI・ミドルウェア様。

OPTPiX SpriteStudio Personal と ロードマップ

バージョン毎の使用割合

Ver.6系が3割以上とのことでした。思ったより高い!個人的にはまだ個人で使用するには技術蓄積が足りないかな~と思いつつ、公式リファレンスが存在しPersonal版のβプログラムもあるので6系を使ってみるのも良いのでは?と思います。僕はPersonal版を待ちます。

Personal版

6月リリース予定。暖かくなる頃にはリリースできそうって聞いたけど多分気のせい。
現在リリースしているSpriteStudio Ver.6.2の機能は全て使えるそうです。デフォームやメッシュ・ボーンが使えるようになるのが楽しみ!
DEMO版、βプログラムもあるので気になっている人は使ってみてはいかがでしょうか?
DEMO版
βプログラム

Pro版

Personal版に合わせてPro版もリリースされるとのこと。今後のバージョンでPro向けの機能を追加予定。

ロードマップ

Ver.6.3

  • 5月リリース予定+ メッシュ変形を簡単にする

Ver.6.4

  • 9月リリース予定+ カメラ機能+ プレビュー機能+ 複数プロジェクトの同時編集+ プロジェクト間のコピペ+ カスタムシェーダ+ カスタムアトリビュート ユーザーデータのようなものらしいが詳しくは語られなかった。

Ver.6.5

  • 12月リリース予定+ 詳細は特に決まっていない

アクションゲームツクールMVにおけるSpriteStudioのススメ

アクションゲームツクールMVとはなんぞや

https://tkool.jp/act/
Steamで販売されているゲーム制作ツール。まだアーリーアクセス。
  • 技術蓄積が無いので既に作ってる人に聞くのが良い+ 理解するにはサンプル改造が手っ取り早い。
とのこと。

SpriteStudioとの連携

個人制作でアニメーションを作成する場合、スプライトアニメーションを1枚ずつ作るのは大変なのでSpriteStudioを使用したとのこと。
sspjを直接取り込みでき、専用のSDK等は必要無いようだった。
ドット絵をアニメーションさせる場合、アンチエイリアスがかかるので正しくはドットではない注意。Ver.6.4で追加されるカスタムシェーダを使用すればドット絵シェーダー的なものも実現できると中の人が言っていた。

3rd eyeの制作事例

3rd eyeとはなんぞや

東方の二次創作ADV。2019年5月5日の霊大祭でリリースし、随時SteamやPS4、Switchで配信予定。JavaScriptの自作エンジンで開発されている。

初期トレーラー

ゲームが全くできていない状態で作ったため、SpriteStudioでエクスポートしたものをAviutlで編集したとのこと。
コンセプトを説明する上で十分だと感じた。

人材探し

アニメーター募集ツイートを公式がRTしたことでうさまたのぞみさんがJOINした。人材が必要な時はタグ「#spritestudio」を付けてツイートしよう。

Unitiaの制作事例

Unitiaとはなんぞや

https://unitia.net/
神姫プロジェクトを開発している株式会社テクロスの最新作。スキルのアニメーションはとても迫力がある。

スプライト工夫し表現の幅を広げる

ぼかし

モーションブラーやピントをずらして立体感を出していた。SpriteStudioにそのような機能は無いので素材の時点でぼかしているらしい。Ver.6.4で追加されるカスタムシェーダーでなんとかなったりしないかな?と思った。

疑似3D

3Dをレンダリングしたものをスプライトに使用することで擬似的に3D表現を可能にしていた。力技だが絵で表現するのにコストがかかる場合に使うと良さそう。

ライトニングトーク枠

ほんとがゲームアニメーターの募集やツールの紹介だったのでざっくりまとめ

懇親会

懇親会ではピザやお酒が振る舞われましたが僕はというと緊張により手足が震え完全にあがっていました。
ぶらぶらすること数十分、3rd eyeで2Dアニメーションを担当しているうさまたさんを発見。先日Twitter上でアプリ運営!トラブルフォール!に反応していただいたので震える拳を握りしめ挨拶させていただきました。
その後3rd eyeのプログラマのさいさんともお話したところで精神力が尽きたので帰りました。
チーム開発の面白い話を聞けてとても楽しかったです。ありがとうございます。

まとめ

ユーザーミーティングということで技術的な話はそこまで多くなく、参加のハードルはとても低いと感じました。
「とりあえずSpriteStudioを使っている人と知り合いたい!」という方は次回があれば参加してみてもいいのではないでしょうか?
主催の株式会社ウェブテクノロジ様、会場を貸していただいた株式会社CRI・ミドルウェア様ありがとうございました!

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