7/12(金)にビジネスイベント「GTMF2019 TOKYO」に行ってきたので参加したセッションのレポート等していきたいと思います。
GTMFとは
https://gtmf.jp/2019/tokyo/index.html
Game Tools & Middleware Forumの略称で、アプリ・ゲームの開発・運営に関わるソリューションが一堂に会する入場無料のイベント。
SpriteStudio Ver.6.x 移行事例紹介
Happy Elements株式会社のメルクストーリアは昨年、株式会社ウェブテクノロジと協力してSpriteStudio Ver.5からVer.6へと移行したそうです。
SpriteStudio Ver.4→Ver.5への移行が大変だったらしく不安だったがVer.5→Ver.6は結構簡単だったよというお話。
SpriteStudio Ver.6への移行のメリット
- 新しいMacOSでも動く
- マスク、ボーン、デフォームなどと新しい表現が使える
- 不具合修正の頻度が高い
Ver.6の新機能がとても魅力的!他にも素晴らしい機能があるらしいがそれは後ほど。
SpriteStudio Ver.6への移行のデメリット
- 修正の工数がかかる
- Asset Bundle全て書き出し直し
この辺りは仕様が変わるのでしょうがない。
移行手順
左右反転などのパフォーマンスの面で削除されたアトリビュートがあるので代替アトリビュートに差し替える。しかし代替アトリビュートにしただけでは完全に再現できない場合もあるので手作業で直す必要がある…辛い…。
そこでウェブテクノロジに相談したところ変換ツールを用意してくれた(元々用意していたがテストしたかった?)。
SpriteStudio Ver.6.2.0から変換機能が実装されたようで一般のユーザーでも使えるようになりました。
https://www.webtech.co.jp/help/ja/spritestudio/guide/oldversion/ver5tover6/#ss6_converter
移行時の設定はほぼデフォルトで大丈夫らしい。
SpriteStudio Ver.6.3のここが良い
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メッシュの頂点が複数選択できる
一つ一つ編集すると手間が増えるしバランスも取りにくい -
バーンパーツの子に通常パーツを配置できる
歪んで欲しくないパーツをメッシュ化しなくていい -
通常パーツをメッシュパーツに変更できる
再配置する必要がない
基本的に操作回数が減るような新機能が多いので生産性の向上に繋がったとのこと。
SpriteStudio Ver.6.3のここがだめ
ウェイトがバインドされているパーツは複製できないらしい。左右対称の揺れものがあると同じ設定をしなければならないため今後のアップデートに期待。
SpriteStudioの今後
ここからは株式会社ウェブテクノロジによるお話。
SpriteStudio Ver.6.4の機能
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カスタムシェーダーはアトリビュートとして追加
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ガイドラインとそれに合わせたスナップ
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フローティングツールバー
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気になる方はβ版あるから触って
SpriteStudio Personal
- 7月下旬リリース予定
- SpriteStudio Ver.6.3.1と同等の機能
まとめ
僕自身5系から6系に移行するつもりだったので安心して移行できそうでよかった。Personalリリースはよ
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